会社などの法人や店舗などの業務用途に利用する光ファイバーを使ったインターネット回線は数多くありますがその中でも料金が安く、速度が速くコストパフォーマンスが高い光回線をまとめてみました。
おすすめ1 フレッツ光
会社や店舗で利用するインターネット回線なら、やはり現在でもNTT西日本・NTT東日本の提供するフレッツ光が一番おすすめです。
フレッツ光は最大速度1Gbpsの光ファイバーとなり、光回線の中ではNURO光の最大2GbpsやKDDIが一部エリアで提供開始した最大10Gbpsのauひかりなどの方が公称速度としては速いのですが、通常利用する場合は最大1Gbpsと何ら、かわらない使用感だと思われます。
その理由としてあげられることの1つとして、自分の利用しているインターネット回線だけが、いくら速くなったとしても接続先のインターネットサーバーやIPネットワークの通信速度が速くなければ、それがボトルネックとなるため、あまり意味がないということです。
例えば、誰もが経験していることだと思いますが、人気のあるホームページにアクセスが集中した場合、接続が遅くなったり、接続できなかったりすることがありますが、それはホームページが格納されているサーバーと言われるパソコンに能力以上のアクセスが集中していることや、サーバーまでの経路で混みあっていることが考えられます。
これは、多くの人のアクセスが集中すればどのような回線であっても遅くなることを意味している事象ですし、大規模なサーバーは超高スペックであり、プロバイダ同士の接続は何十Gbps、何百Gbps、何千Gbpsの光ファイバー回線で接続されているうえで起こっているからです。
参考として、OCNのバックボーンを掲載します。
この図はエリアごとの接続図を記載していますが、インターネットはこれを細かくしてパソコンごとが接続されていると考えればイメージがつきやすいと思います。
インターネットは相手先・接続経路によって、通信速度は変化するものであり、自分の加入している光回線が理論値で倍の速度になったからといって、飛躍的に自分だけが超高速で通信できる状態にはならないということがお分かりいただけると思います。
まずは、公称速度で光回線を選ぶということはあまり意味がないということを説明しておきます。
本題に戻り、なぜ会社や業務用途にはフレッツ光が一番良いかというと、オプションとなるサービスが圧倒的に他社と差があるということです。
NTT西日本のオプションサービス

会社や店舗での用途では、もちろんインターネット回線を利用するとは思いますが、その他に重要なサービスとして電話回線を利用することがほとんどだと思いますが、この電話の部分のサービスが他社とは比較にできないぐらいに豊富なサービスがそろっています。
もともと、電電公社と言われていた国が作った電話会社が原型ですので、日本の電話に関するサービスやネットワークは現在でもNTTが最先端であり、今後もこの状況は変わるとは思えません。
政府の方針として、技術向上のため競争を促してはいる状態ですが、まず会社や店舗で利用する光回線として選ぶのであればNTTのフレッツ光を第一候補に考えて間違いないと思います。